アンサンブル東海公演報告書

2018年4月7日(土)pm3時
アンサンブル東海第1回公演
愛知県東海市芸術劇場コンサートホール
プログラム G.F.ハイドン バイオリンソナタ ホ長調 Op.1 No.15 HWV373
A. ビバルディ作曲 バイオリン協奏曲「四季」 Op.8、No1~No.4

公演は当初700名の入場者を見込んでコンサートホール1階だけを押さえて準備を進めてきたのを前日に急遽2階席を開放し地元の小中学校生100名を招待することで、800名弱の聴衆を迎えることになった。
最大の失策は当初の公演チラシに間違って1時間早く開演時刻を14時として印刷してしまったことである。気が付いたときは演奏者の準備がすでに変更不可能になっていて、止む無く未配布のチラシを訂正したり追加印刷分は15時開演としたのだが、多くの方には多大なご迷惑をお掛けしてしまった。
この点を除けば公演は大成功であったと思う。
東海市芸術劇場コンサートホールは2年ほど前に建設されただけに、殆ど非の打ち所がない立派な音響のホールである。
ここのホールでの特筆は女性用トイレが広く、明るいことである。
      

 

 

 


出演者

陽子、フーバー早乙女(バイオリン)
東海市出身
東京藝術大学付属高校 同大学卒業 神奈川フィル所属後 ウイーン大学留学
佐々木はるる氏、大谷康子氏に師事
ウイーンフィルのコンサートマスター ライナーキュッフィルに師事
結婚後ウイーンを拠点にソロ演奏家活動の傍ら後進の指導にあたる。
バロックヴァイオリンの巨匠、エドウアルド・メルクス氏率いる『美術館コンサート』『バーデンのモーツァルト音楽祭』に出演。
『ろうそくの光コンサート』『ウイーン音楽劇場協会コンサート』『ウイーン祝祭週間コンサート』に毎年ソロ出演。
2017年10月、ウイーンフィルのトップメンバーによるアンサンブルとのコンサートにて、ヴィヴァルデイ『四季』ソロ出演。
ウイーン在住23年。

矢口十詩子(バイオリン)
半田市出身
名古屋市立菊里高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部器楽科弦楽器専攻卒業、同研究科修了。
アフィニス文化財団より奨学金を得てロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに留学、ディプロマを取得。2001年に帰国リサイタルを開催、読売新聞にて「名古屋地区における貴重なヴァイオリニストである。」と評される。2005年名古屋市民芸術祭2005審査員特別賞を受賞。
名古屋フィルハーモニー交響楽団アシスタントコンサートマスター。
菊里高等学校音楽科非常勤講師。

唐沢安岐奈(チェロ)
名古屋市出身
名古屋市立菊里高等学校音楽科 東京藝術大学を経て、同大学院修了。ハンガリー国立リスト音楽院留学。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。
1991年現代音楽室内楽コンクール第1位、ならびに朝日現音賞受賞。
1992年東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、ルフトハンザ賞受賞。
1996年第66回日本音楽コンクール入選。
全国でソロ・室内楽等で活躍中。
現在、読売日本交響楽団主席チェロ奏者。

唐沢洋子(バイオリン)
刈谷氏出身 東京藝術大学音楽学部卒業。在学中、東京藝大イギリス公演のメンバーに選ばれ、イギリス各地で演奏する。ホリプロ、BMGよりインストユニットメンバーとしてデビー。
2003年アカンサス東海新人演奏会出演。
現在、室内楽やオーケストラ、スタジオレコーディングなど、多方面で活動中。

石橋直子(ヴィオラ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。同研究科終了。
リトルカメリアコンクール銅賞受賞。日本クラシック音楽コンクール最高位。米アスペン音楽祭参加。霧島国際音楽祭にて特別奨励賞受賞。
兵庫芸術文化センター管弦楽団首席奏者。
名古屋フィルハーモニー交響楽団 主席ヴィオラ奏者

宮川久美(ピアノ)
神奈川県横須賀市出身。
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、同大学卒業。
ウラディーミル・ホロヴィッツの愛弟子「ロナルド・トゥリーニ」氏のもとで勉強を続けるため、カナダに渡り18年間カナダに滞在中、中米各国での演奏活動を続ける。

現在横須賀市在住で演奏活動の傍ら後進の指導にあたる。


水谷真樹(ナレーター)
東海市出身
横須賀高校 愛知学芸大学(現愛知教育大学)音楽過程卒業
日本楽器(株)にて音楽教育活動に携わるとともにヤマハ音楽教室の立ち上げと運営に携わる。
現在知多地域の音楽教室での活動のほか、全国で講演活動を行っている。